品川の丸長丸よりショウサイフグ

風邪なんか引いちゃいまして、ほぼ一ヶ月ぶりの釣りです。
10年以上ぶりくらいに風邪引いたけど、治らないんだな、これが。
もう10日以上鼻水と咳が止まりません。
こんな状態で大丈夫かと思ったけど、風邪を引くのも釣りをしないせいかもしれないと思い、潮風に当たりに東京湾フグ釣りに品川の丸長丸さんに行って来ました。


品川の船宿でしかも出船が7時半なので5時20分ころ起床。
あたふたと仕度して6時過ぎに船宿到着。
KU氏とKo氏は先に到着していていた。
この時点ですでに船は混んでいるとの事。
今期は東京湾フグ絶好調でかなりの人気である。


私は東京湾のフグ用に作った自作竿、Ko氏も私が作ったアタリ感知機能付きの竿、KU氏は、外房・東京湾兼用の自作フグ竿で挑戦である。



釣り場の大貫沖まで航程約1時間。
寒いのでキャビンに入ると中乗りさんが「先生、置き竿はダメですよ。今日は見張るように言いつかってますから。」って、いきなり教育的指導が入る。
余計な事を中乗りさんに吹き込んだのは、C女史に違いない。


大貫沖は海苔ヒビが入っており、その周囲で反応を探して投入合図。
前日までの好調が嘘のように、船中フグが上がった様子がない。
軟調の自作竿をゆっくり上下して誘っていると明確なアタリ!
上がって来たのは、なんとホウボウ。
次にイイダコ。
で、やっと来ましたフグが。
慎重に巻き上げて水面まで来た時バレてしまう。く、くやしー!
しかし、程なくして又すぐにフグが来た。
今度はばらさず無事ゲット。


しばらくして中乗りさんが釣り方の指導をしに来てくれる。
曰く、「スッっと誘い上げてから、ゆっくりゆっくり仕掛けを降ろして行く。だいたいこの時にアタリが出るから小さく鋭く合わせを入れる。大きい合わせはフグが逃げちゃうので絶対ダメ。底に降ろした仕掛けは張らずたるませずをキープしてアタリを見逃さないように。」
要約するとだいたいこんなところだ。


ご指導頂いた通りにやっているとポツポツとフグが上がるようになる。
Ko氏も鋭い合わせでフグゲット。
KU氏は、アタリはあるもののなかなかフグが掛かってこないようだ。
自作仕掛けが原因か?


型は良型から小型まで様々。
竿が軟調なのでカットウ針のかかりが甘くなる事が多い。
しかし、アタリは結構あるので楽しい。
一度などは水面でバレたフグが弧を描いて戻って来て再びカットウに掛かるという離れ業まで披露。
根のキツイ場所では(アカメが釣れちゃうかな?)と秘かに狙うと、ものの見事にゲット。
ちょっと出来すぎか?
12時くらいまでになんとか8匹を確保し、目標を10匹に設定する。



右上のがアカメです。


余裕が出来たので携帯電話を見るとC女史からメールが入っている。
アタリ感知機能付き竿の事が気になるようだ。
竿の写真を送ってと頼まれたが、わざとフグの写真を送ってやる。
いらついてるかな?と思ってると、やはり竿の写真の催促。
しかたなく竿の写真を送信した。


C女史は、竿の何処かに鈴でも付いていると思ったらしいが、そんなダサイ竿を私が作る訳がない。
どうしてアタリが感知出来るかは企業秘密なので、そう簡単には教えられないのだ。


そんな事してる間にすっかり釣れなくなってしまった。
目標の10匹が達成できるかヤバイ。
トモの方はポンポン上げているのに私らの周辺はまったく釣れない。
終了時間を気にし出した頃、やっと一匹追加。
10匹まで後一匹。
周りの人が竿を片付け始めても諦めずに頑張るが釣れない。
終了間際になってKo氏がポンポンを2匹立て続けに釣り上げる。


そして、3時に終了の合図。
目標達成ならず。残念。
KU氏もKo氏も不完全燃焼らしく、次回は外房のフグ釣りに挑戦する事が当日決まってしまった。
次回の目標は30匹くらいにしておこう。